『3D彼女 リアルガール』の評価と感想

『3D彼女 リアルガール』(監督:英勉(はなぶさ つとむ)/脚本:高野水登(たかの みなと、24歳男性)、英勉/原作:那波マオ(ななみ まお、女性)作、少女漫画『3D彼女 リアルガール』/日本2018年9月14日公開)
評価: ★★★★☆

「ストーリーの前半のよくできているが、後半はめちゃくちゃ」と言う評判もありましたが、全くのでたらめで、ちゃんと一貫した作りになっていました。恐らく24歳ぐらいの若い脚本家ではありますが、さすがに年寄り(監督)がついているので、変なことにはなっていません。むしろミュージカル風になっていて、おもしろかったです。

ただ、途中で話が最後まで見えてしまいました。展開が全部分かってしまって、後は予想通りに話が進み、予想通りの形で終わりました。原作はどうなっているのでしょうね。

主人公がオタクかどうかはあまり関係がありませんでした。ただの設定ですね。オタク以外の何かであっても全然問題がありません。ただ、オタクをあまりにも型にはめてしまっていて、実際とはずいぶん違う印象を与えてしまっているのではないかという気がします。

話に深さがなく、説得力もなく、感動は難しいかもしれません。最初の方はふざけた内容が続き、途中からシリアスな展開になっていきます。

やはり脚本家の性格が出ているのかもしれませんね。原作はいったいどうなっているのやら・・・。

似たようなストーリーは他にもいろいろあるし、実話のものもありましたね。そういうこともあって、先が見えてしまうわけですが、逆の結末にしていたら、かえってずっとおもしろかったかもしれません。

ただ、ちょっと難しめなので、一般大衆が理解するのは厳しいと思います。もしこの映画を見て分からなかったら、思いっきり自分の理解力を疑った方がいいでしょう。

またかい・・・とか。(^ ^;

(2018年9月16日109シネマズ名古屋3番シアターにて鑑賞)

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