中年男性の孤独死

近所で早朝からけたたましいサイレンが鳴っていたので、野次馬根性よろしく、見に行きました。すると、名古屋市消防局のハイパーレスキュー隊と警察と救急車が次々と集まってきました。

事情を聞くと、新聞配達の人が新聞を配達に来たら、ドアの下から血が流れ出ていたらしいです。

場所は2階建て安アパートの1階西の端の部屋。玄関のドアがしまっていたので、レスキュー隊員が表の窓から侵入した模様でした。やがて、ドアをこじ開ける作業が開始され、なかなか開かないので、大きなバールでドアをこじ開けました。ドアは木製なので、大きくゆがんで、開けることができました。

中から人が運び出された様子でしたが、布の幕を張られていて、運び出された人の様子はわかりませんでした。しかし、運び出しにかなり手間取っていたので、変だなと思いました。

ドアが開けられた状態が続いたので、遠くからちょっと覗いたところ、中はゴミの山でした。ゴミの山の高さが普通の人の首の高さぐらいありました。たぶん、このゴミの山が邪魔して外に出せなかったのでしょう。

複数のレスキュー隊員に生死を聞いてみましたが、確認が取れないとのことでした。しかし、この人は、搬出後も、救急車には運び込まれなかったので、恐らく、すでに死亡していたのだと思います。死亡は医師が確認することになっているので、医師が確認するまでは、確認が取れないと言うことになるのでしょう。

この部屋に住んでいた人は見たことがあります。すごく怪しい感じの30代ぐらいの男性で、テニスのユニフォームを着て、テニスラケットを持って、近くの高校のテニスコートのフェンスに張り付いていたことがあります。その数日後、この部屋に入るのを見たので、あの怪しい人はここに住んでいたのかと知りました。10年ぐらい前のことなので、その人であれば、今は40代になります。

今日、大出血で運び出された人がこの人なのかどうかはわかりません。しかし、ゴミの量から、かなり長期に住んでいた人らしいので、その可能性は高いと思います。

それにしても、人は、一人になると、こうして死んでいくものなのですね。

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