『雲のむこう、約束の場所』の評価と感想

『雲のむこう、約束の場所』(監督:新海誠/脚本:新海誠/原作:新海誠/日本2004年11月20日公開)
評価: ★★★★★

久しぶりに見ましたが、よかったです。前はDVDでブラウン管式のテレビで見ました。かなり前にBlu-rayのディスクが買ってあったのですが、当時、Blu-rayプレーヤーを持っていなかったので、見ることができませんでした。今回、これを機会に見ることができました。

本当に久しぶりなので、すっかりストーリーを忘れていました。おかげで新鮮な気持ちで見ることができました。

内容は、小説に動画を加えたようなもので、ビジュアル・ノベルに近いです。それが新海誠の元々の作風で、しかも、テーマがとても深いです。馬鹿や小さなお子様向けではありません。

この作品が出た頃、宮崎駿と比較されて、宮崎駿のような人が現れたと言われたものですが、全くどこも宮崎駿とは似ていません。そもそも、宮崎駿の作品は娯楽作品です。新海誠のこの作品は芸術作品です。いかにマスメディアがアニメや映画を理解できていないかを表すような事態でした。

新海誠は、この作品とその前作の『ほしのこえ』とこの作品の次の『秒速5センチメートル』でアニメや映画の世界に新しい風を吹き込みました。その後、次第にただの娯楽作品に転落していき、人気が上がりました。なんか本来の新海誠が死んだような気がします。

新海誠の『君の名は。』なんて最悪ですが、人気は最高ですね。才能のある人がやると、お金にはなると思います。しかし、私たちが見たいのは、『雲のむこう、約束の場所』のような作品です。


画像引用元:『雲の向こう、約束の場所』(Other voices – 遠い声 – /新海誠の個人サイト)

15年以上経ても、『雲のむこう、約束の場所』には感動します。やはり、この作品は私が最も好きな作品の一つだと確信しました。全編を見終わったら、最後のシーンのチャプター18を何度も繰り返し見ました。15年前もそうでしたね。

モノローグが多いので、寝てしまう人もいます。寝ないようにがんばって見れば、きっと感動すると思います。

(2020年3月10日実家の32インチ液晶テレビでBlu-rayディスクにより鑑賞)

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