『ミッドウェイ』の評価と感想

映画『ミッドウェイ』の映画ポスター(米国)
米国で使われた映画『ミッドウェイ』の映画ポスター

『ミッドウェイ』(原題:Midway)(監督:ローランド・エメリッヒ/脚本:ウェズ・トゥック/米国2019年11月8日、日本2020年9月11日公開)
評価: ★★★★☆

太平洋戦争におけるミッドウェー海戦を描いた映画です。Yahoo!映画などで評判が最悪で、最初見た時は、評価が2.6、直前に見た時は、評価が2.8でした。これでは見に行く気になりませんよね。しかし、「もしかしたらYahoo!映画の評価は間違っているかもしれない」と思い、結局、見に行くことにしました。

戦闘機による戦闘映像にはCGを使っていますが、大変迫力があり、よかったです。しかし、ストーリー部分は、あまりにもしょぼくて、「これではミッドウェー海戦を描いた映画としては片手落ちだ」と思いました。と言うのも、日本軍が活躍する戦闘はほとんど丸ごと省略されてしまっていたからです。

たぶん、これに怒りを覚えた人がYahoo!映画で低評価のレビューを投稿したのでしょうね。さらに中国資本が入っているのも、大きかったでしょう。

この映画の予算を調べたところ、どうやら予算不足でいろいろ省略することを余儀なくされたようです。だから、重要な戦闘でもカットされていたわけです。

そういった制約はありますが、戦闘の迫力とか、戦闘の様子を楽しみたい方には、お勧めできる映画です。いろいろな戦闘や出来事が省略はされていますが、史実に非常に忠実に作られています。監督はその点についてかなり熱心だったそうです。

もし映画を通してミッドウェー海戦の全容を知りたい方は、1976年公開の『ミッドウェイ』と言う映画がありますので、そちらをご覧になることをお勧めします。ただ、戦争映画でありがちですが、そちらの映画では、別の戦闘の映像を使ったり、別の映画の映像を使ったりと言ったことをした結果、映像だけは、うそが満載です。もちろん、普通に見ていると、専門家でない限り、気がつくことはまずありません。

今回の2019年版の『ミッドウェイ』で気にかかったのは、日本の戦闘機、零戦の機体の形がちょっと細く過ぎないかと思ったことぐらいです。零戦もいろいろな型式があったので、ミッドウェイ海戦で使われたのは、ああいう機体だったのかもしれません。

それから、話がほとんど米軍中心で進んでいき、日本側の状況がかなり省略されています。そして、日本機はパイロットの顔が出ない敵機として描かれています。日本人としては、これは普通に不満に思いますね。

(2020年9月13日TOHOシネマズ名古屋ベイシティ6番スクリーンにて鑑賞)

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