『もののけ姫』(監督:宮崎駿/脚本:宮崎駿/製作:鈴木敏夫/音楽:久石譲/日本1997年7月12日公開)
評価: ★★★★☆
新型コロナウイルスのおかげで再上映されることになったので、見に行ってきました。6月26日から再上映されたらしいです。
宮崎駿氏が構想に16年、制作に3年かけて作り、193億円の興行収入により日本の映画興行記録を塗り替えた作品だそうです。しかし、ちょっと作りが甘いかなと言う気がします。たぶん2000年前後ぐらいにビデオレンタル店で借りてきて2回ぐらい見たと思います。DVDだったか、VHSだったか、今となっては不明です。周囲の人たちは、この作品に興奮していましたが、私自身は、あまりしっくりこなかったです。
ラブストーリーとして捉えている人が多いようで、そういう点で人気がある作品だと思います。私は、それほどラブストーリーではないと思いますが、見る人が見たいように見ればいいでしょう。
タイトルからすると、女の子が大活躍しそうですが、活躍するのはイケメン男子のアシタカの方です。みんなアシタカを見に行ったのではないかという気がします(笑)。
それから、これは時代劇です。出てくる名前や武器などからして、時代は、戦国時代末期か織田信長と豊臣秀吉が政権を取った安土桃山時代あたりです。時代考証がちょっといい加減で、女の子の髪型が現代風だったりします。
(2020年6月30日TOHOシネマズ名古屋ベイシティ3番スクリーンにて鑑賞)
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『もののけ姫』を映画館で見てきました(ほしのひかり)