新幹線は自由席か指定席か

新幹線に乗るのなら、自由席に乗るべきか、指定席に乗るべきか?

・・・と言う問題について考えてみました(笑)。

実は、たまたま「新幹線の自由席に座る人はお金持ちになれない納得の理由」という記事を見つけたからです。

下らないので、読む価値も、読む必要もありませんが、下に全文引用しておきます。

新幹線の自由席に座る人はお金持ちになれない納得の理由

平行男2018.3.8 11:30

 新幹線に乗る際に、自由席に乗りますか? それとも指定席を取りますか? 「お金持ちになりたいなら新幹線では自由席に乗らない方がいい」と話すのは、日本最大級のマネースクール、ファイナンシャルアカデミー代表で『お父さんの「こづかい」は減らすな!』(朝日新聞出版)の著者でもある泉正人さん。泉さんに、その真意を説明してもらいました。

*  *  *
 たとえば東京―新大阪間なら、自由席を使った場合の運賃の合計は13620円、指定席を使った場合の運賃の合計は14450円。つまり、差額の830円が指定席券代金です。

 もし自分の勤めている会社が、新幹線の運賃は自由席分までしか認めないという会社だったとしたら、あなたは自由席に座りますか? それとも差額を自腹で払って指定席を取りますか?

 自由席を買った場合、座れるとは限りません。しかしずっと立ったまま乗車するのではつらいので、席を確保するために、乗車時間よりも前に並んでおく必要があります。

 どれくらい前から並ぶべきかは、乗車する時期や時間帯、乗る駅によります。朝の時間帯なら30分から40分前に並ぶ必要があるかもしれません。そうなると、必然的にその分だけ早起きする必要が出てきます。帰りの時間帯なら、出張終わりで疲れているところなのに、やはり何十分か行列に並んで待つ必要があります。いずれにしてもつらいものがあります。

 そしてようやく席を確保できたとしても、3列席の真ん中の窮屈な席だったとしたら、どうでしょうか。もし「新幹線のなかで資料を確認しておこう」「出張報告書を書いてしまおう」などと思っていても、両側に人がいる窮屈さや、早起きした眠さ、出張の疲れが重なって、乗車している間ずっと眠って過ごすことになるかもしれません。

 自由席というのは、誰がつけたか知りませんが、うまいネーミングだと思います。「自由」なんて言葉がついていると、誰にもしばられず自分の思いのままに行動できるような、そんな状態をイメージしてしまいます。

 でも、「自由席」って、じつは自由ではありません。

 自由席というネーミングはついているものの、自由でもなんでもなく、とりあえず席が空いていたら座れる自由があるという感じです。どこでも好きな席に座っていいわけではありません。それどころか席が空いていなかったら座れないこともあるのです。

鉄道会社にとっては、「(座席の保証はしませんが、それを承知なら)ご自由にどうぞ」という席。座席の予約状況を管理しなくてもいいから手間がかからない。その分、価格を安くしました。そういう席です。

 つまり客側にとって、「自由席は不自由席」なのです。

 そして、自由席を買うか、自腹で指定席を取るかの二者択一を迫られた時、自由席を選んでしまうのは、将来お金持ちになれない、視野の狭い発想です。

 指定席代の830円を出せば指定席に座ることできるのに、それをしないという人は、なぜでしょうか。会社が指定席の分を出してくれないから? しかし、その830円を節約したせいで、疲労困憊して、仕事に影響してしまうこともあります。

 同じような立場に置かれた時、視野が広い人は、その指定席代の830円で買える価値を考えます。

 指定席は確実に座れるので、早めに駅に着く必要はありませんよね。出発時刻ギリギリに着けばいいのですから、朝も少し長く寝ていられます。

 また、座る席も事前に予約しておくことができます。窓側を選べば、隣の人の出入りを気にすることなく、テーブルを倒してパソコンを使ったり書類を読んだりできます。反対に、すぐに降りたいなら通路側の席を選ぶのもいいでしょう。

 このように、自由席よりも指定席の方に「自由」はあります。指定席を選ぶことで得られる価値は、「快適な時間」です。そのコストは指定席代の830円です。自由な2時間半を確保する保険代とも考えられます。

「お金持ちじゃないから、830円だって節約したい」と考える人もいるでしょう。お金がないからまず節約してお金を貯める、という考え方は正しいように思えますが、じつは遠回りになります。

 少しのお金を節約した結果、疲労が蓄積し、仕事のパフォーマンスが低下してしまう……ということが日々積み重なれば、あなたの会社での評価は悪くなります。

 その結果、収入が上がらず、そして大きな仕事も任せてもらえず、いつまでたっても経験という資産も、金銭的な資産も蓄積できないという悪循環にハマってしまうのです。

 多くの人はこのように、最初のステップで投資する対象を間違ってしまうのが実情です。目の前の少しのお金を惜しんで、本当に必要なものに対して投資をしないので、なかなかお金ができません。

 資産の少ない人が、まず一番に投資をするべきは、「自分の時間」です。まずは自分の時間に投資していき、自分の時間の価値を高めることを目指すべきなのです。(取材・構成/平行男)

※記事中に、「自由席とはすなわち、昔で言う2等車のことです。」という記述がありましたが、二等車が自由席とは限らず、不正確な記述でした。お詫びすると共に、上記の一文を削除いたしました。

引用元: 新幹線の自由席に座る人はお金持ちになれない納得の理由(AERA dot.)

タイトルを読んだら、中身が全部分かるぐらいの内容で、どう考えても小学生ぐらいの方がお読みになる様な内容ですが、あまりにも下らないので、小学生に読ませると害があるのではないかと思います。

さて、ここで問題にすべきは、「理由」ではなく、「実際はどうか」と言うことです。新幹線の指定席や自由席に乗ることと、経済的な成功との間に因果関係が証明されているかどうかです。

元々、そんな証明はありえません。以上。終わり。

・・・と言うのではつまらないので、ちょっと何か書いておこうと思います。

何かに成功するには、時間は非常に大切です。重要なことに時間を費やす人と、そうでない人がいると、実際に実例を見ていれば、その重要なことに成功するのは、それに時間をたくさん費やした人であることがそのうちわかってきます。

統計的なデータを出すのは無理なので、この様な場合は多くの実例を見る必要があります。まあ、私は教師をやっていたりするので、そう言う事例をたくさん見かけることができます。だから、長年の経験でわかっています。

当たり前のことです。例えば、英語の勉強に多大な時間をかけている人は、英語の勉強で成功する確率は非常に高いです。一方、そう言うことをせず、ゲームをやったり、スポーツをやったり、毎度毎度、その場、その場のお楽しみに興じている人は、まるで何にも成功しません。

それは数学でもそうだし、国語でもそうです。時間の重要性とか、その時間にどんな努力をするのかと言うことはとても大切なことです。

しかし、新幹線の指定席に座るかどうかは、それとは大きな違いがあります。なぜでしょうか?

まず、指定席には、対価が必要です。無料で座れるわけではありません。となると、指定席の料金を稼ぐ必要があります。それには時間を取られます。

800円ぐらいだったとして、それを稼ぐにはどれだけ時間が必要でしょうか?一般的には、30分はかかりますね。私なんかだと、悲惨な低賃金労働をしているので、1時間ぐらいかかりそうです。

そうなると、指定席に座るために、1時間余計に働くのかい・・・と言うことになります。時間が減ってしまうではありませんか?

ちなみに、某有名私立中学・高校では、教師の給料を時給換算すると160円とか。そうなると、5時間も働かないとだめです。1時間半か2時間ぐらいいすに座るために、5時間働くのですか?

ふ~ん。

もっとも、どういう計算をすると、160円になるのか知りませんが・・・(笑)。

実は、なるべく余計なお金を使わないようにして、その分、働かずに、勉強なり、その他の何らかの重要な活動を行うという選択肢があり、それが成功のためには必要なことなのです。

そして、さらにもう一つの問題点があります。それは、指定席を取るのに得てして時間を浪費することです。まず、指定席を取るのに手間がかかります。窓口に並ぶ必要があるかもしれませんね。あんな無駄な時間は遠慮したいものです。大抵、10分か15分浪費するのではないでしょか?しかも、それで乗る電車まで遅くなってしまいます。

事前に予約が取ってあったら、その列車に乗るために、余裕を持って早めに動こうとしますから、これで無駄な時間を浪費する結果になります。これで20分以上無駄になるのではないかと思います。そして、そのための綿密なプランを作っていると、さらに時間を取られます。

結局、35分以上の時間の浪費と1時間分の労働と引き替えに、指定席を取ることに何の意味があるのでしょうか?

それであれば、立つことになるリスクがあっても、自由席にした方が早くて、時間の節約になります。しかも、お金の節約にもなるとなれば、自由席が最良の選択肢でしょう。

問題は立つことになった場合だけです。これはある程度予測可能です。しかも、実際問題、1時間半や2時間立つことになっても、若ければ、大して疲れません。

もっと長距離の区間を乗ったとしても、2時間ぐらい待っていれば、大抵、席が空きます。まさか3時間以上立ち続ける等ということはまず起きません。よって、年寄り以外に指定席を取る理由なんて見あたりません。

さて、そこで実際はどうなのか?金持ちは必ず指定席に乗るものなのかという点ですが、私の知っている例を一例だけ挙げると、そうでもありません。

すでに故人ですが、貧乏人から身を起こして、大企業を作った某氏の場合、いつも自由席でした。しかも、座れないと、新聞紙を床に敷いて、その上に座ったりとかしていた様です。

そのお子様たちは、それをみっともないと思い、指定席に乗っていた様ですが、結局、会社を潰してしまいました。

お金が一番大切と思って自由席に座り、人目を気にしない様な人は成功し、みっともないことを嫌い、お金をどんどん使う人は失敗すると言う一例です。もちろん、一例に過ぎないので、一般化はできませんが、同じような人たちが現れると、同じ運命をたどるような気がします。

統計的なデータが出せないような事象については、こうした典型的な例から学ぶしかありません。しかし、実例のない机上の空論よりもずっとましでしょう?

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